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2008.02.03

目的をしっかり認識することの大切さ

どうも

こんばんは。

ご無沙汰しております。

とその前に、明けまして、ですかね?(苦笑)


前回更新したのが12/22で、もう一ヶ月以上経っていたなんて・・・。

この間、お便りくれた方ありがとうございます。


で、私の近況をいうと、

忙しい。

忙しかった。

で、今も忙しい。

です。


年末からずっとこんな感じが続いています。


もちろん、お正月に何日かは完璧に何もせずに休みましたが、
4日から今まではかなりのハードスケジュールが続いるという、
そんな今日この頃です。



あ、でもトレーニングはもちろん続けていましたよ。

スーパー短時間トレーニングで(笑)。

ホント、毎回30分トレーニングですよ、30分。


それでも、
メチャクチャ質の高い30分なので自分ではとても満足はしているんですが。

というか、自分にはこれくらいが向いているかな、っておもっているくらいです。



変に、ネチネチとしぶとくやらない分、疲れが残らないし、
また、その“余計に使われなかった分のエネルギー”が筋修復のために
使われるので、回復が早く、いい感じでトレーニングが回っているからです。





さてさて。

今日は今年一発目になるわけですが、
それにはある意味ふさわしくない内容かな、とは思います。(笑)


専門用語がいくつか出てくるし、
格闘技とウェイトトレーニングがテーマですので、
必然的に思いっきり狭い範囲の方たちにしか興味を持ってもらえないし、わからない
届かない、って内容になっていますので。


「 ここまで待たせておいてなんで、そんなネタを今年一発目で扱うんだ!」


っておもわれるかもしれませんが、すみません。

これは質問をいただいたのでそれに答えていたら、結構長くなったのと、
一度は私も取り扱っておきたかった内容だった、
ということもあったので記事にしたんです。

もし、この質問をいただかなかったら
まだとても記事をアップする余裕がなかったんで、していませんでした。

そう考えるとある意味運命かな、と(大袈裟な(笑))。



ちょっとね、専門用語が出てくるな話なんで
初心者の方にはわかりづらい話かもしれませんが、
いい機会ですので、ウェイトトレーニングや
筋トレの目的をしっかりと認識するためにも読んでおいて下さい。



お題は、

格闘技のために、パワーとスピードを効率的に上げるにはどのような
メニューで行ったらいいでしょうか?


です。


私なりの見解を示しておきました。


まずはいただいた質問からどうぞ。













どうもはじめまして。奈良県在住の35才、Aと申します。
ホームページのほうでいつも勉強させてもらってます。

自分は打撃系の格闘技をしていて筋トレもすごく力をいれてやっています。

そこで質問があるのですが、バルグはもちろんなんですが
パワー、スピード、を効率よくあげていくには
どのようにメニューを組んでいけばよろしいでしょうか?

一応自分の理想はメイン2セットでオールアウトにもっていきたいので

ベンチプレスで例えるなら、アップ60%10回、アップ80%5回
メインセット3回限界重量で限界回数+レストポーズで10~15秒後限界回数
で1セット。

2セット目がディセンディング法使用で
10回限界重量で限界回数、そして重量を下げすぐにまた限界回数で終了。

こんな感じで組んでみたのですがもし問題点、アドバイス的なことが
あればぜひお聞かせ願えませんか?どうぞよろしくお願いいたします。


~ここまで質問~








【何のための筋トレか】


~目的をしっかりと認識することの大切さ~








≪目的が違えば手段も変わる≫


Aさん、はじめまして。

回答遅くなりすみません。

yoshiです。

>ホームページのほうでいつも勉強させてもらってます。


そうですか。それはよかった。



>自分は打撃系の格闘技をしていて筋トレもすごく力をいれてやっています。


おお、そうですか。




>そこで質問があるのですが

はい。





>バルグはもちろんなんですがパワー、スピード、を効率よくあげていくには
>どのようにメニューを組んでいけばよろしいでしょうか?

>こんな感じで組んでみたのですがもし問題点、アドバイス的なことが
>あればぜひお聞かせ願えませんか?どうぞよろしくお願いいたします。





そうですか、はじめに結論から言わせもらいますと、残念ながら、
私はスポーツにおける”パワーとスピードをつけるトレーニング”の専門家
ではないので、格闘技に活きるパワーの付け方と、
スピードの向上に役立つウェイトトレーニング法に関しては

わからない、

というのが正直なところなんです。



”そのスポーツ特有の動きとスピードを向上させるための筋トレ“
の専門家ではないんですね。


私は”見た目の改善”の専門家であって、
あるスポーツの競技能力をアップさせる専門家ではない。

どちらも似たような筋力トレーニングをしますので、
見た感じは同じように感じるかもしれませんが・・・。



似て非なるもの。


そう、例えるなら

ムエタイとK1、
柔道と柔術、
空手と少林寺
野球とクリケット、
ゴルフとゲートボール(笑)

といったようなもので、基本的な動きは似てはいるんだけどなんだか違う。

最終的な目標や、その目標を達成するまでのプロセスが違う、
みたいな。

言わんとしていることはわかってもらえると思います。


ですので”似て非なるもの”になるはずであり、またそうであるべきものなんですね。

明らかに目的が違うんですから。





しかしながら、それでも私にもアドバスをすることが出来ます。


あくまでも上記の目的の”違い”を理解してもらった上での話
ではあるんですけど。











≪Aさん個人の肉体的ポテンシャルを上げる≫



今回のAさんの場合、トレーニング法は二つあります。


一つは直接的にその競技におけるスピードやパワーをアップさせるトレーニング法。


もう一つは、これが、私がアドバイスできるトレーニング法になるんですが、
それは単純に
Aさんという個人の“基本的なポテンシャルをアップさせる”トレーニング法、

になります。



そう、格闘技がどうのこうの言う以前の話で、
Aさん個人の潜在能力の向上が目的のトレーニング法です。


前者は私の専門外。

後者は私の専門。


要は、後者は単純なパワーアップと単純なバルクアップになるわけです。

(スピードに関してはこれはもう完全に私の専門外なのでこれは、
ほかに専門家がたくさんいらっしゃるのでそちらの方に聞くか、
ご自分で調べるとかしてください。)




考え方的には

基本的な筋力と筋量をアップさせることによりポテンシャルを上げる、

その後、その上がったポテンシャルをうまく競技に生かすべく、それ専門の
トータル的なトレーニング法なり、筋力トレーニングをミックスする、

で、最終的にAさんの求めるバルク、パワー、スピードを得る、

という、3段階ぐらいで考えてもらえるとすんなりと消化しやすいかと思います。




それでは、以下がアドバイスです。

まずはAさんの求めているものの確認から。



バルク
(筋量増加による体重増加)

パワー

スピード



ですよね。

スピードに関しては、ここでは言及しません。
先ほども言ったとおり、思いっきり専門外なんで。



その他確認しておいてほしいこと。

私のアドバイスは上記のスピードを抜かした2つについてであり、それは
Aさんの地力(潜在能力)を向上させるものであり、
格闘技に直接生かせる、というものではない、ということ。

(実際は格闘技に直接生かせる場合があると思います。
単純に体重が増え、パワーアップするわけですから。
ただ、それは”合理的な力の発揮”というテクニカルなレベルの話ではありません。)


それを確認してもらった上でお話します。









【アドバイス】

で、そのアドバイスですが、

特に
変わったことや、目新しい斬新な裏技なんて何もありません。


しかも、すごく短いしシンプルです。


しかし、このアドバイスは筋力、筋量アップの
本質を突いたものになりますので参考にしてください。





バルクなら、一般的に言われているとおりやはり、6~12レップスあたりを目処に。

パワーは低レップで。

そうですね、2~5レップスあたりですね。

これ以外にないでしょう。



で、この基本原則を、Aさんのメニューと照らし合わせてみると、


1セット目がパワー狙いで、(限界重量で限界回数)
2セット目がバルク狙い(10回限界重量で限界回数)

なので、何を目的にしているかしっかりしているので問題はありません。

それに本番セット数も多すぎないので、やりすぎてはいないようですし。


が、しかし。



やや強度という面から見ると、やや高すぎるかな、とは思います。

レスト&ポーズと、ディッセンディングを併用していますよね。

どちらか一つでいいですよ。

しかも、毎回ではなくていいです。


ポジティブフェイラー。

これがナチュラルでやるなら一番。



で、時々強度を高めるテクニックを用いる、といった感じでいいと思います。


やや物足りなく感じるかもしれませんが、

疲れをいかに残さないか、が特に重要です。


特に、Aさんは格闘技もされているんですし。

回復に関係してきますから。


大切なのでもう一回言います。


疲れをいかに残さないか。



気をつけてください。





で、あとは、見た目を変えるような、ボディービルダーがやるような
細かく、すべての部位満遍なくやるようなトレーニングは必要ありません。


基本種目で構成されたシンプルな種目をチョイスして
メニューを組み立てるべきです。


マシンとかアイソレーション系のこまごました種目なんかは
この際やらなくていいでしょう。


基本種目で構成したシンプルなメニューの方が、短時間で済むし、
格闘技には生きると思います。


また、細かく分割せず、せいぜい多くても3分割くらい、
できれば2分割でもいいかと思います。

そのへんはご自分の回復力や環境と相談してください。



で、これがもっとも大切なことなんですが、基本的には
ボディービルダーみたいにあまり”効かす”ということに
こだわり過ぎないことです。



とくに、低レップのとき、(パワー重視のセットのとき)は、です。


基本的に、ウェイトに支配されない範囲で
多少反動を使ってもいいからすばやく、レップを繰り返すことを薦めます。


怪我しないような範囲で、
気をつけながら、ガンガン、ガツガツとレップを繰り返すイメージです。


これにより
、瞬発力を養え、神経系を刺激できます。



で、時々、(まあ、時々というかちょこちょこと、)
しっかりと丁寧に効かすボディービルダーのような
トレーニングを取り入れたりするのが効果的だと思います。


これにより筋肥大を狙います。



以下に一応念のため種目を列挙しておきます。

パワークリーン

ベンチプレス(様々な角度で)

ダンベルベンチプレス(様々な角度で)

バーベル、ダンベルショルダープレス

スクワット

デッドリフト

チンニング

シュラッグ

これらを自分で組み、セット数はできるだけ少なくなるよう、
メニューを組み立てて見てください。



で、あとはAさんのされている打撃系の格闘技に
生かせるような筋トレ法を見つけ、それと、今回私がアドバイスしたトレーニング法
をミックスし、Aさんの本来求めているものに昇華させてください。

簡単ではありますが、私ができるアドバイスはこれぐらいです。

参考にしてくださいね。

それでは。


yoshi





【編集後記】

ね、思いっきりターゲットの狭い話だったでしょ(笑)。

でも、一度は言っておきたかった。

というのは、やっぱり目的がすごく大事だから。



なんでそれを今しているの?

何のためにその手段を選んだの?

それをするとどんな結果を得ることができるの?




これを考えることが何事においても大切。


ある程度人生長くやっている人にはすごくわかるとおもうんですけど。

人は、目的のために手段を選ぶんですけど、
気付くといつの間にか手段が目的になっていたりする。


それに早く気付けばいいんですけど、気がつかないときはかなりの期間気付かない。

で振り返ると、

「あれっ??」

みたいになる。


思~えば遠~くへ来たもんだ♪


なんて、しんみり歌っている場合じゃないと(苦笑)。


ボディービルダーや、肉体の見た目を少しでも変えたいとおもう人には
それに“最も適した方法”が存在し、

格闘家として、強くなりたい、そのためにパワーとスピードがほしい、
というのなら、それにあった方法とその理論が存在する。


それを知らない格闘家、それを知らずにただやみくもにウェイトトレーニングを
取り入れている格闘家は結構たくさんいますよ。


それはテレビで見る有名な格闘家でさえ、
です。


ここで私が言いたいことは、
”目的をしっかりと見極めることの重要さ”です。


格闘家は強くなること。

ボディービルダーや肉体改造に励む人は見た目を理想に近づけること。


その違いをしっかりと認識せずに、格闘家が目的を見失い、
いつの間にか、強くなるためにしていたウェイトトレーニングが、
気がつくと、見た目をよくするためのトレーニングに変わっていた、
そして、それに気付かず無駄なトレーニングをし続け、
強くなるどころか、弱くなり、スピードが上がるどころか、遅くなる、
というケースを私はいくつか見てきました。


そして、そういう人たちに限って、
器具を使ったウェイトトレーニングのようなものでつくった筋肉は
格闘技では使えない、とかいうんです。


っはー(ため息)。

無知も甚だしい。

見た目を理想に近づけるトレーニング理論と、
格闘技で強くなるためのトレーニング理論、
アプローチの仕方が似ているようで違う、という事実を知らないという無知。


事実確認と、目的認識、そこから必要になってくる手段。

それらが間違っているだけ。


ウェイトを使わない筋力トレーニングなんてないんですから。

自重だけじゃ足りないんですから。


まあ、この辺は、このブログで議論するところではないので
この件に関してのコメントはご遠慮を。



付けた筋肉とパワーをどう格闘技に生かし、どう実践レベルまで落とし込むか、
これが格闘家にはとても重要であり、
それができて初めて競技能力が向上し、
ウェイトトレーニングが無駄にならず生きてくる、

ということです。


と、まあやや変な熱さのテンションで来ましたが(苦笑)
とりあえず、今回の一番のポイントは

”目的をしっかりと見極めることの重要さ”

これが一番言いたいことでした。

トレーニングに限らず、あなたも少し立ち止まって、
振り返ってみてはいかがですかか?

自分のしていることを。


それでは今回はこのへんで。


また次回お会いしましょうね。また次回も会いたい!っておもってくれた方はこちらをクリックお願いします。
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P.S
冒頭で言ったように今ホント忙しいです。(あまり言いたくないんですけど。)
ですので、1週間に1回の配信は今はちょっとお約束できそうにありません。
毎回、ブログチェックしてくれる方すみません。
だから、ちょっと今いろいろなにか考えています。


P.P.S
あと、励ましのコメントいただきありがとうございます。
で、励ましのコメントのときはいいんですが、なにか質問をされる方は
少なくとも名乗ってくださいね。
じゃないと、私から返信するときに~さんって言えないし、(苦笑)
後は単純にマナーの面もありますので。
よろしくお願いします。


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コメント

初めましてyoshiさん最近登録させて頂き有難うございます。

今を去る事、19年前まではパワーリフティングの地方大会に出てました。(あくまで、近畿迄です(^-^;)
さる事がきっかけで、49歳よりトレーニングを開始して、早1年半です。
現在、市営のジムと府営のジムとで、トレーニングしていますが、、、、。
ヤハリ浦島太郎状態でして、昔はジムの先輩やオーナーに指導して貰うか?雑誌M&Fとかアイアンマンとかしか情報が有りませんでした。今やネットの世界には情報が溢れてますね~。凄いです。まあ其処でyoshiさんを知ったんですが。
不味い大豆粉みたいなプロテインとガムシャラ練習時代が懐かしいですけども、意外や意外こんなに情報が有るにも関わらず、可動域2~3センチのプレス?ラックから3センチ下げてるベンチプレス?30キロ前後のダンベルを振り回しカールとか、、、。意外と変なトレーニング見ますね~。(重い重量見栄?)

で質問ですが、yoshiさんの言う処の筋肥大は、筋力アップその為にも、重量を上げて行く、、、。
私も此れを信奉してるのですが、最近の軽いウエイトでのジャイアントセット{休憩なし}法(主に5~7種目)何ですが、一度試したのですが、タカが8キロのダンベルで、最後の6種目めは6レップしか出来ないほどパンプします。
これって?如何なモノナノでしょう~?出来れば、マスターズⅡクラスで復活したいので、筋力アップ無しの筋肥大は、、、、、。教えて下さい。

投稿: 上柳 | 2014.06.15 01:42

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